奥村正博著『今を生きるための般若心経の話』刊行記念対談山下良道(ワンダルマ仏教僧・鎌倉一法庵主)×奥村正博(アメリカ・インディアナ州三心寺住職)

世界各国での坐禅指導、ポッドキャストによる法話配信など、空間の制約や言語の壁を超えて精力的な活動を続ける山下老師。そして、長年アメリカでの布教に尽くし、今なお禅書の英語翻訳に邁進し続ける奥村老師。
時期は異なりながらも安泰寺という共通のバックグランドをもち、国際的な活躍をするおふたりの僧侶に、変わることのない仏教と変わっていく仏教について、じっくりと語り合っていただきます。

山下良道
(スダンマチャーラ比丘)
ワンダルマ仏教僧
鎌倉一法庵住職

1956年東京生まれ。1983年、安泰寺にて出家得度。瑞應寺専門僧堂での修行を経て、1988年にアメリカ合衆国マサチューセッツ州パイオニア・バレー禅堂に開教師として派遣される。帰国後は日本国内で坐禅指導。2001年よりビルマのテーラワーダ仏教の瞑想修行をおこなう。2006年帰国。海外のネットワークをベースに、宗派を超え、鎌倉を拠点として英語・日本語で坐禅指導を行っている。毎週日曜の法話はポッドキャストで配信、リスナーは全世界に広がる。毎年、インドにて、仏教復興運動を援助しつつ、リトリートを通じてインド人、西洋人に瞑想指導を精力的に行う。著書に『青空としてのわたし』『本当の自分とつながる瞑想入門』『光の中のマインドフルネス』『〈仏教3.0〉を哲学する』(藤田一照、永井均との共著)『アップデートする仏教』(藤田一照との共著)などがある。

奥村正博
曹洞宗僧侶
アメリカ合衆国インディアナ州三心寺住職
曹洞宗北アメリカ開教センター(現、曹洞宗国際センター)初代所長

1948年大阪生まれ。1970年、紫竹林安泰寺で内山興正老師より出家得度を受ける。75年に渡米。81年までパイオニア・バレー禅堂創立にかかわる。その後、日本に帰国し、京都禅センターにて坐禅の指導、道元禅師や内山興正老師の著書の翻訳を始める。93年に再渡米、ミネソタ禅センター主任教師を務めた後、96年、三心禅コミュニティを創設、2003年インディアナ州ブルーミントンに三心寺を開山する。「正法眼蔵随聞記」「永平清規」「永平広録」、内山老師の著書の英訳、英語による仏典の解説書など、多くの著書・訳書をもち、それらの一部は、フランス語、イタリア語など各国語に翻訳出版されている。

  • 日時
  • 2018年7月30日(月)18時半開場 19時─20時半
  • 会場
  • 由比ガ浜公会堂(鎌倉市由比ガ浜2-7-21)
  • JR鎌倉駅より徒歩10分、江ノ電和田塚駅より徒歩2分
  • 参加費
  • 1000円(定員50名)

『今を生きるための般若心経の話』奥村正博著

師・内山興正老師の誓願を継ぎ、アメリカにおいて布教に尽くし、仏典の翻訳、解説など数多くの英語の著作をもつ奥山正博老師、日本での初めての著書、待望の刊行。
キリスト教信者たちに向けてわかりやすく語る「般若心経の話」と半生記「只管打坐の道」を収録。修行ひとすじの道から生まれたまっすぐな言葉で道元禅を語る。

(本書「私の知る奥村正博さんのこと」より)

いかにも正博さんらしいとても丁寧で細かい、それでいて坐禅修行者の面目躍如たる地に足のついた解説に新たな感動を覚えた。巷にたくさんある『般若心経』の解説書とは一線を画するものとして、広く読まれるべき本だと信じる。
本書が、海外で活躍する奥村正博という禅者の存在が日本の心ある人々に知られるきっかけになることを願っている。

藤田一照 オンライン禅コミュニティ磨塼寺(ませんじ)住職
  • 四六判/並製本/カバー装/本文232頁
  • 定価1600円(+税)
刊行記念対談チラシ
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