詩がはじまる

1997年4月、鎌倉のアパートの一室でスタートした港の人は、この春創立20周年目を迎えました。
これまで、励まし、支えていただいた皆様に、心よりお礼を申し上げます。
この節目のとき、港の人は、詩、そして言葉に、いま一度しっかりと向き合い、本づくりに励んでいきたいと思います。
二十歳の誕生日を記念してのイベントなど、ご紹介・ご報告いたします。
20年目からも、港の人をどうぞよろしくお願いいたします。

北村太郎『港の人 付単行本未収録詩』 4月末刊行予定

1988年に、思潮社より刊行された北村太郎さんの詩集『港の人』。変わった社名は、この詩集からいただきました。創立10周年のときは、新たに発見された北村さんの初期の詩やエッセイをまとめた『光が射してくる』を上梓いたしました。そして、このたび、港の人の原点ともいえる大切な詩集、『港の人』を復刊いたします。2012年の『北村太郎の全詩篇』(飛鳥新社)刊行後に新たに発見された詩、4篇も収録いたします。解説は平出隆さんにお願いしました。
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東京堂書店神田神保町店「港の人 創立20周年記念ブックフェア」

東京堂書店神田神保町店、3階人文書コーナーにて、記念のブックフェアを開催していただいています。これまでに刊行した120点余の本が大集合、学術書や詩集などふだん手に取っていただく機会の少ないものも勢揃い、著者サイン本も提供していただきました。会期は5月半ばまで。ぜひご来場ください。

PR誌『港のひと』第10号

久しぶりのPR誌『港のひと』を刊行いたします。「詩がはじまる」と題した今号の巻頭には、これまで単行本未収録で、今回の詩集『港の人』に収録した北村太郎さんの詩「少年の夢」。
「詩がはじまる」というテーマで、ぱくきょんみさん、今野真二さん、扉野良人さん、加藤理さん、郡淳一郎さんに原稿をお願いし、また、港の人の好きな詩も数篇収録いたしました。
4月20日ごろより、書店等で配布の予定です。

『港のひと』
創立20周年記念特集 詩がはじまる

  • 目次
  • 少年の夢 北村太郎
  • 詩はひとつのことばに聴こえる ぱくきょんみ
  • 有明月 高浜虚子
  • 揺れる想念・なつかしい空虚 今野真二
  • 都会の川 室生犀星
  • ひとふでの雨 扉野良人
  • 機関車 三好達治
  • 「文化」を僻村の子どもたちへ──金野細雨と「赤い実」の発行 加藤理
  • 夏の終り 伊藤静雄
  • 逆ギレの詩学 郡淳一郎
  • 告別 宮沢賢治
  • ジュニアの図書室 『光が射してくる』補遺 北村太郎