『ヴォーリズ評伝〜日本で隣人愛を実践したアメリカ人』
ヴォーリズ評伝〜日本で隣人愛を実践したアメリカ人
奥村直彦
四六判/上製本/カバー装/本文366頁
3,600円(本体価格・税別)
新宿書房
  ISBN4-88008-332-1 COO23
  日本図書館協会選定図書
 
・・・書評
日本での家庭薬「メンソレータム」の生みの親で、
話題の「豊郷小学校」をつくったヴォーリズの生涯を明らかにする
■特色
今からちょうど百年前の明治38年、ひとりのアメリカ青年が来日し、英語教師として赴任するため、琵琶湖畔の小さな駅に降り立った。日本と日本人を愛し、あらゆる困難を克服して近江に「神の国」の理想社会をつくるべく生涯を捧げたウィリアム・メレル・ヴォーリズがその人である。
建築家として、山の上ホテル、大丸百貨店、話題の豊郷小学校など、全国に数々の有名な「ヴォーリズ建築」を遺したメレルは、一方で家庭薬「メンソレータム」(現メンターム)を日本にもたらし、YMCA、病院、学校、図書館等をつくり、地域に貢献し社会の必要に応えた。しかし自ら「失敗者」と称した彼の生涯は、現代を生きる私たちに何を教えるのか。
■日野原 重明氏(聖路加国際病院理事長・名誉院長)推薦
24歳で来日した若きヴォーリズは、近江八幡の町だけでなく日本をこれほどまでに文化的に高めた。彼のキリスト教精神の具現によるその生涯は読者の心を震わせる。
■読者よりの声
奥村氏の冷静な分析に感心しました。[東京・杉山勝己さん]
大変わかりやすくて、ヴォーリズ先生の神様のような御心に真実にふれさせて戴いたようです。拝読して心が洗われました。[大津市・西村フミさん]
小生は、亡父(大正5年ヴォーリズ建築事務所に入社)が鹿児島の伝道師の紹介で、メレル先生を慕って来幡以来、近江ミッションの社員やその家族と繋がりのある環境で過ごしたので、一際近親感を覚えます。近江兄弟社を含めた第三者の分析、評論として、学術的、客観性の高い著書であり、満腔の敬意を表します。[横浜・KH]
ウィリアム・メレル・ヴォーリズその人と、近江八幡でのキリスト教主義によるユニークな事業の特質を明らかにされた待望の好著。[大阪・山形政昭さん]
明治・大正・昭和の激動期に日本に来て生涯を捧げる丈でも凄いのに、キリスト信仰の真髄を伺えるような実践行動に感動した。[大阪・尾崎琢磨さん]
■著者紹介/ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrel Vories)一柳米来留(日本名)
1880-1964。アメリカ、カンザス州に生まれる。コロラド大学卒業。建築家を志していたが、在学中に海外宣教に召命を受け、1905年YMCA仲介の英語教師として来日。1908年建築事務所開設。以後近江基督教伝道団(近江ミッション)を結成し、近江八幡を中心に伝道、医療、製薬、教育、福祉事業を展開。1941年日本に帰化、戦後、GHQへの使者に立つ。1958年、近江八幡市名誉市民第1号に。1964年死去。
ヴォーリズ研究の決定版
ヴォーリズ研究の第一人者によるヴォーリズ論集大成。
生い立ちから召天までを丹念に追い、生涯を賭けて行われた「近江ミッション」の全貌を明らかにする本格評伝。
年譜、書誌情報など資料多数。写真も多数掲載。
日本キリスト教受容史の一側面を示す、貴重な資料。
■著者紹介/奥村直彦(おくむら・なおひこ)
東京都出身。早稲田大学卒。同志社大学嘱託研究員、元近江兄弟社学園長。キリスト教史関係の共著、ヴォーリズ関係学会発表、論文等多数。生前のヴォーリズを知る数少ないヴォーリズ研究者。日本基督教団安土教会牧師。
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