『北村季吟『伊勢紀行』と黎明期の松坂文化  貞享四年松坂滞在日記を読む』
北村季吟『伊勢紀行』と黎明期の松坂文化  貞享四年松坂滞在日記を読む
吉田悦之
井上正和
A5判/上製本/本文260頁
2,800円(本体価格・税別)
  ISBN978-4-89629-267-1 C0095
 
 
■本書の内容

江戸期の松坂(現三重県松阪市)を記した最古の記録といわれる、歌人北村季吟の『伊勢紀行』。
本書は原文を翻刻して、わかりやすく解説。
国学者本居宣長が誕生する以前の、黎明期の松坂文化を照射する。

江戸前期、歌人・俳人・国学者として活躍した北村季吟は、代表作『源氏物語湖月抄』ほか優れた古典の注釈書を著し、晩年は幕府歌学方をつとめた。また俳人松尾芭蕉を輩出するなど、国文学史上におおきな業績を残した。
貞享4年(1687)、季吟が64歳のとき、伊勢神宮参拝に出掛けて松坂に1カ月余り滞在した。その滞在日記『伊勢紀行』は、当時の松坂の様子を活き活きと描いて興味深い。
本書は、江戸期の松坂の町を記した最古の記録といわれる『伊勢紀行』を丁寧に翻刻して、大意、注解を施してわかりやすく解説した。さらに『伊勢紀行』を手がかりにして当時の松坂の人びと、社会、文化などを丹念に掘り起こした。後年、国学者本居宣長が活躍し、松坂文化はいっそう盛んになるが、その前史ともいえる、黎明期の松坂文化に鍬を入れた画期的な労作がついに成る。
■監修者紹介
吉田悦之(よしだ・よしゆき)
本居宣長記念館館長
■著者紹介
井上正和(いのうえ・まさかず)
1946年松阪市生まれ。長年、小児科の医師として地域医療に活躍。その傍ら、「宣長十講」(鈴屋学会・本居宣長記念館主催)などに参加し郷土史研究に傾注する。本書は初めての著書。
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