『開成所単語集I 英吉利単語篇・法朗西単語篇・英仏単語篇注解・対照表・索引』
本書の詳細

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■本書より
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■「はじめに」より

 開成所は幕府瓦解に伴って閉鎖されたが、明治維新後は新政府に接収され、明治元(1868)年九月に官立の「開成学校」となり、「医学校」と統合された後、現在の東京大学へと発展して行く。そのような中、『英吉利単語篇』『法朗西単語篇』および『英仏単語篇注解』も、幕末から明治初期にかけてほぼ同内容の単語集が民間から数多く出版されて流布し、それらを通じて外国語学習に広く利用された。(中略)
 『英吉利単語篇』系統の単語集は、その後数種の異版が出版されたことからも明らかなように、幕末維新期の西洋語学習で広く利用された単語集であった。従って、幕末維新期以後の訳語の変遷を考える上で必ず参照しなければならない資料であるが、それにもかかわらず影印・索引化されてこなかった。その理由としては、明確な意義分類がなされていない単語集であるということと、西洋語と訳語とがそれぞれ別冊子に記されているので利用しにくいということがあったように思われる。
 本書は、これらの単語集を利用しやすくするため、この系統の単語集の対照表を作成した上で日本語索引・英語索引・フランス語索引を整備し、影印と解説をあわせて出版するものである。
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■目次
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はじめに
凡 例
解 説
1.『英吉利単語篇』『法朗西単語篇』以前に刊行された単語集
1.1.『英吉利単語篇』『法朗西単語篇』とは
1.2.『英吉利単語篇』『法朗西単語篇』以前に刊行された民間の単語集
1.3.官版単語集のはじまりとGemeenzame Leerwijsの翻刻
1.4.文久年間の官版単語集
2.『英吉利単語篇』と『法朗西単語篇』について
2.1.慶応年間の官版単語集(開成所単語集) 
2.2.『英吉利単語篇』の版種と書誌
2.3.『法朗西単語篇』の書誌
2.4.『英吉利単語篇』『法朗西単語篇』の底本と編纂方法
2.5.『英吉利単語篇』『法朗西単語篇』のPartⅠ(PartieⅠ)について
3.『英仏単語篇注解』について 
3.1.『英仏単語篇注解』の訳者について
3.2.『英仏単語篇注解』の書誌
3.3.『英仏単語篇注解』の凡例
3.4.『英仏単語篇注解』の訳語について
参考文献
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開成所単語集 対照表
開成所単語集 日本語索引
開成所単語集 英語索引
開成所単語集 フランス語索引
『英吉利単語篇』影印
『法朗西単語篇』影印
『英仏単語篇注解』影印
あとがき
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図書出版・編集企画
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