『晩年にみる英米作家の生き方 モーム、ミラー、アップダイクほか15人の歩んだ道』
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■あとがきより
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 (本書に登場する)これらの作家たちには早くから才能を花開かせた作家もいれば、遅咲きの作家もいる。また、晩年は病と闘いながらも、それに屈することなく前向きに生きた作家もいれば、多くのファンに支えられながら栄光に包まれてこの世を去った作家もいる。痴呆症になった女流作家と彼女を支えた夫もいる。また、若いころには結婚の失敗を経験したものの、晩年は愛に包まれて幸福な人生を送った作家もいる。どのような晩年であろうとも、これらすべての作家に共通していることは、彼や彼女が独自の世界を打ち立て、己の心の声に素直に従って生きた人たちばかりであるということである。そういう意味では幸せな人たちばかりである。本書を手にしてくださる皆様が、第二の人生を歩むにあたってこれらの作家たちの人生から何かを感じ取っていただければ幸いである。
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■目次
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I 老いてなお挑戦の日々
精一杯の力で生き抜いた人生大木理恵子
ローラ・インガルス・ワイルダー(Laura Ingalls Wilder, 1867-1957)
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名作の陰に隠れた老賢者の肖像安藤 聡
ウィリアム・ゴールディング(William Gerald Golding, 1911-1993)
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家を守り、家と生きる大和久吏恵
ルーシー・マリア・ボストン(Lucy Maria Boston, 1892-1990)
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II 生涯現役を貫く
『カンタベリー物語』に捧げた晩年木村聡雄
ジェフリー・チョーサー(Geoffrey Chaucer, 1343?-1400)
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奇想天外、トウェインの冒険人生林 惠子
マーク・トウェイン(Mark Twein, 1835-1910)
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神から授かった天職を生きる山田利一
ジョン・アップダイク(John Hoyer Updike, 1932-2009)
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III 病を受け止め悔いのない人生
困窮に打ち克ち、病と闘った生涯江藤秀一
サミュエル・ジョンソン(Samuel Johnson, 1709-1784)
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ロマン派という革命を起こした「戦友」白石治恵
ウィリアム・ワーズワス(William Wordsworth, 1770-1850)/サミュエル・テイラー・コールリッジ(Samuel Taylor Coleridge, 1772-1834)
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愛し、愛された人々に囲まれた最終講演瀬上和典
ラルフ・ウォルドー・エマソン(Ralph Waldo Emerson, 1803-1882)
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IV 愛に満たされ愛に生きる
主知派詩人の愛を追い求めた人生相原雅子
トマス・スターンズ・エリオット(Thomas Stearns Eliot, 1888-1965)
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その愛の絆木原文子
ウィリアム・サマセット・モーム(William Somerset Maugham, 1874-1965)
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心の声に従い、愛に包まれて生き抜く鈴木章能
ヘンリー・ミラー(Henry Valentine Miller, 1891-1980)
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アルツハイマーの作家に寄り添うということ青山加奈
ジーン・アイリス・マードック(Jean Iris Murdoch, 1919-1999)/ジョン・ベイリー(John Oliver Bayley, 1925-)
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