header
『ハリネズミの耳 音楽随想』
ハリネズミの耳 音楽随想
新保祐司
四六判変型/ソフトカバー/カバー装/本文264頁
1,800円(本体価格・税別)
  ISBN978-4-89629-305-0 C0073
 
すぐれた音楽を、その源泉をたどるかのように深く聴けば、いつしか精神の高みへと導かれるだろう。
■本書の特色
◎文芸批評家・新保祐司による、クラシック音楽をめぐる名随想集。
 「第1部 作曲家篇」では、ベートーヴェン、モーツァルト、ハイドン、グリーグなど21名の大作曲家たちの名曲28曲について深く思索し、「第2部 演奏家篇」では、パーヴォ・ヤルヴィ、ウゴルスキ、バーンスタインなど16名の個性豊かな演奏家の名演奏について縦横に語る。そして「第3部 日本篇」では、話題の信時潔、成田為三など5名の日本人作曲家・指揮者の音楽について慈しみ述べる。
◎旅で出会った風景や古典および近代の日本文学、そして自らの体験など、自由に連想をふくらませながら、すぐれた音楽を深く聴く愉しみへと読者を誘う。
◎タイトルの「ハリネズミの耳」は、古代ギリシャの詩人アルキロコスの詩片に由来する。全身全霊で音楽に向き合い、多層な音の広がりのなかから、たったひとつでよいから、もっとも大切ことを聴き分ける、そんな音楽への向きあい方をいう言葉である。
◎著者・新保祐司は、文芸評論で活躍する一方、音楽や絵画にかんする著作も発表している。36歳のときにシューベルト論を自費出版し、2005年の『信時潔』(構想社)では、日本洋楽の基礎をつくった音楽家を再評価し、注目を浴びた。2014年は港の人より、ユニークなシベリウス論『シベリウスと宣長』を上梓。本作は、音楽雑誌「モストリー・クラシック」の連載に修正加筆したものである。

■著者紹介
新保祐司◎しんぽ ゆうじ
1953年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。文芸批評家。現在、都留文科大学教授。著書に、『内村鑑三』(1990年)、『文藝評論』(1991年)、『批評の測鉛』(1992年)、『日本思想史骨』(1994年)、『正統の垂直線―透谷•鑑三•近代』(1997年)、『批評の時』(2001年)、『国のさゝやき』(2002年)、『信時潔』(2005年)、『鈴二つ』(2005年)以上、構想社。『島木健作―義に飢ゑ渇く者』(リブロポート、1990年)、『フリードリヒ 崇高のアリア』(角川学芸出版、2008年)、『異形の明治』(藤原書店、2014年)、『シベリウスと宣長』(港の人、2014年)。
編著書に『北村透谷―〈批評〉の誕生』(至文堂、2006年)、『「海ゆかば」の昭和』(イプシロン出版企画、2006年)、『別冊 環⑱ 内村鑑三 1861-1930』(藤原書店、2011年)。
HOME刊行書籍一覧|ハリネズミの耳 音楽随想|

図書出版・編集企画
港の人(みなとのひと:minato-no-hito)
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-11-49・phone: 0467(60)1374・fAX: 0467(60)1375